:梗塞巣には
肉芽組織が出現し、後に線維化して膠原線維の増殖で瘢痕収縮する。肉眼では灰白色、表面は陥凹や凹凸が強くなり、
梗塞瘢痕ができる。ただし、梗塞巣が大きいか不十分な修復では梗塞巣が完全に凝固壊死せずに中心部が残存し、液化軟化の状態(
融解壊死)にある。後に嚢胞、石灰化が起きる。脳では凝固壊死にはならず、軟化融解する。脳梗塞では軟化になるのは脳組織の類脂質が蛋白凝固を阻害するためである。
血栓や塞栓による血管閉塞が主体である。他の原因では動脈硬化症などの血管病変によるものが多い。血栓や塞栓での閉塞は急激に発症して、ほぼ完全で永久的な梗塞であることが多い。