小児科学 wikipedia|無料辞書
小児科学(しょうにかがく、
英Pediatrics)は、
新生児から
思春期(だいたい15歳位まで)を対象として診療研究を行う臨床
医学の一分野。
◆ 対象年齢の区分
出生後から時期により以下のように分けている。
以後は「中学生」や年齢そのものでの区分、もしくは成長に合わせて
思春期などの区分を用いる。思春期とは
第二次性徴の始まりから終わりを指す。
小児科に受診する年齢は一般的に15-20歳程度までであるが、20歳以後も小児科特有の慢性疾患を有している場合、その疾患に関して小児科であつかわれることも多い。
◆ 歴史
もともと「
英Pediatrics(小児科学)」という言葉は
ギリシャ語の「paidos(少年)」と「iatros(医者)」という言葉に由来する。
一般的に知られている範囲では19世紀初頃より小児特有の疾患を診療研究する分野として
内科学から発展分離していた経緯を持つ。
20世紀初頭には各国で学会も設立され独立した医学領域として確立してきた。
現在は
外科など内科以外の科から小児疾患を扱うべく独立した
小児外科、小児循環器外科(小児心臓血管外科)、小児整形外科、小児眼科、小児耳鼻咽喉科、小児泌尿器科を分科として扱う専門病院も日本国内に存在する。
◆ 分野
小児科は内科に対して年齢区分による分類であり、必然的に全ての臓器の疾患、感染症などを扱う。
小児科のエキスパートを表す資格としては、日本においては日本小児科学会認定医、日本小児科学会専門医が存在する。医師免許を有し、小児科の経験・キャリアを一定以上有したもののみ受験資格があり、合格する事で得られる。
また、臓器別の疾患においても高度の専門性を必要とするジャンルではさらに分科として専門医が存在する。
2008年の時点で日本における小児科分科の専門医は
日本小児神経学会専門医
日本小児循環器学会専門医
日本周産期・新生児医学会専門医
が存在する。
以下に原因別・臓器別の小児科におけるジャンルを紹介する。
ジャンルの分類に関しては国により、書籍により異なる。
◇ 成長と発達
成長と発達は似た言葉だが発達は神経学的な成熟を示している。発達は反射といった神経学的な所見や運動などによって評価する。成長は体格の成熟を意味する言葉である。身長、体重、頭囲、腹位といったパラメータが用いられるが幼児から学童、特に低学年までならば体重が年齢×2+8kg程度あれば概ね成長は問題はないと考えられている。
;新生児で認められ消失する反射
これらの反射の消失の合目的性は反射が消失することで手や足が器用になり運動の発達が促されると考えられている。手の反射としては以下のものが知られている。
;新生児で認められず発達とともに出現する反射
これらは出現することで寝返りやハイハイができるようになると考えられている。
;行動の発達
デンバー?発達判定表が有名である。